DIY日々のコト

PCデスクを作ってみる #2

日々のコト
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前回からだいぶ時間が空いてしまったけれど、自室のデスク作成の続きです。前回は、新しいデスクの構想を練っていたことについて書きました。詳しくは前回の記事を見てもらいたいけど、結局、当初予定していたIKEAのKARLBYという定番の天板を使うことを諦めて、材木屋から木材をフリーカットしてもらい、仕上げ作業を自分でやりつつ作っていくことになった、というのが前回までのおさらいです。

PCデスクを作ってみる #1
自作PCを作ったときにも書いたけれど、去年から働き方がだいぶ変わって、ほぼ100%のテレワークとなっています。そのため、仕事環境として、かつ、趣味の環境としても自室の環境を変えたいと思うようになり、まずは自作PCを作成しました。で、そのPC...

木材の到着と必要なツールの購入

木材については、前回も紹介したとおりマルトクショップという木材屋で購入。樹種はアカシアの集成材で、サイズは180x65x3とIKEAのKARLBYほぼ同じですが、長さを6cmだけ短くしました。これに、反り防止と角を取ってもらう加工をしてもらって、総額26,800円。送料は別です。※値段は2021年4月時点のものです。

木材通販のマルトクショップ
笑顔と木のある暮らし創りのお手伝い

ちょうど注文が多かった時期でもあり、届くまで注文から1か月弱くらいかかりました。今もそのくらいはかかるみたいですね。

届いた木材を自室の床上で開封。木材の匂いがいいですね。部屋が狭いので、ほんとぎりぎりで作業スペースを作りました。もっとモノを捨てないと・・・。

このくらいのサイズだと、まず重さが半端ないです。1人暮らし、しかも女性の場合、大変というか難しいと思います。DIY作業後のレイアウトも含めて、手伝ってくれる人がいて、かつ、作業するための広いスペースがあることがまず大事です。

更に気を付けるべきなのは換気です。オイルなので、独特の匂いが充満しますし、密室で吸い続けると気分が悪くなりかねません。ちゃんと換気されている部屋、もしくは天気の良い日は屋外で作業するのがよいですよ。

さて、今回は幾つかの加工を事前にしてもらってはいるものの、木材にオイルを塗る作業などは自分でやります。そのために、いくつかDIY用品を購入しました。

DIY初心者なので、必要と思えるものをとりあえず購入です。家には何もなかった・・・。

一番大事なのが、木材に塗るオイルです。ここは、色々調べて最もメジャーであろうワトコオイルにしました。色は、いろいろ迷ってダークウォルナットに。

木材用オイルステイン&フィニッシュ ワトコオイル/WATCO| 北三株式会社
木の温もりと味わいを惹き出す、植物油ベースのオイルフィニッシュ「ワトコオイル」について紹介します。

後はそのオイル塗装のために必要なものを1から購入しています。ハケややすりは家に全くなかったので買わざるを得ず。オイルを入れるバケツなどは、ペットボトルを加工するなり、何かしらの容器を使うのもありだと思います。自分の場合、初めてのことだし、些細なことでも間違いがないようにここは素直に買いました。拭き取り用のタオルもそうですね。

作業工程は公式サイトから

実際に私が実施した作業工程は以下のとおりです。

1)下地処理
2)オイルを塗る
3)30分程度乾かす
4)オイルをふき取る
5)1時間ほど乾かす
6)オイルを塗る(2回目)
7)耐水ペーパーで研磨する
8)オイルと削りくずをふき取る
9)24時間待つ

書き出すと多い気はしますが、工程自体はシンプルです。が、完成までは乾燥させる工程を含めて1日以上かかります。週末に作業するのであれば、土日を両日共にフリーにしておいたほうがいいかもしれません。

前述したように自分はまったくのDIY初心者なので、公式サイトに書かれている通り作業しました。不安な方はこちらを見て作業するとよいと思います。動画もありました。

基本の塗り方 | ワトコの塗り方 | はじめての方へ | ワトコオイル | 北三株式会社
「ワトコオイル」の基本の塗り方をご紹介します。

こちらの画像は1回目のオイルを塗った後のもの。オイルがダークウォルナットなので、開封直後の元々の木材の色よりも、比較的暗めのいい色に変わりました。

オイルをふき取り、1時間くらい乾かすとさらにこげ茶っぽい暗めの色に。ここから、2度目のオイル塗装です。オイルの量は1回目の半分以下くらいでよいそうで、薄く塗り広げる感じで塗装しました。

2度目のオイル塗装の後は、耐水ペーパーを使ってオイルが付いてる状態で研磨します。この工程を自分はじっくりやりましたね。色は若干暗めに見えますが、最終的に乾けばもっと明るい感じにはなりました。

その後、オイルと耐水ペーパーでの研磨で出た削りくずをふき取り、24時間の感想に入ります。ここまでの作業も1時間半くらいかけてるので、待ちの時間も含めれば24時間以上かかるってことですね。

ここから24時間は長かったし、少し手間がかかりました。前の工程でオイルを綺麗に拭き取ってはいますが、木材の中に浸透していたオイルが少しづつ表面に浮き出てきます。なので、浮き出てきてはふき取りを繰り返してました。公式サイトに「丹念に拭き取れ」とあるので、それに忠実に従ってましたね。気になれば拭き取る感じで、何度拭いたかわからなくらい。よく見ると木からじんわりとオイルが出ているのがわかるので、都度丁寧に拭き取ってました。翌朝になっても、気になれば拭いてました。

Masaki
Masaki

24時間乾燥させている間、気になれば木材の状況を見に行って拭く、を繰り返してました。ほんと、何度拭いたんだろうと思うくらいの回数です。

24時間経過、そして完成

そして、作業開始からほぼ26時間くらい経過した後、オイルもあまり染み出てこなくなったので、最後にまた念入りに拭き取って、吹いたタオルがほぼ汚れなくなるのを確認して、

IKEAのALEXの上に天板として載せてみました。うん、いいんじゃないかな!色もいい感じになったと思います。細かい木材を集めた集成材なので、不揃いな模様が狙いどおりです。節も幾つかありますが、それがいいと思って購入したので満足。

そして、先日自作したPCを置き、もろもろ必要なガジェット類なども置いたうえで、完成です!

これ以前は黒天板のデスクだったので、だいぶ雰囲気が変わりました。

天板はALEXの上に乗っかってるだけなので、脚をを取り付けたりはしていません。ただ、とても重いので、大震災クラスの地震でも落ちないかなと思います。かなりがっちりと安定した机になりました。

今回はオイル塗装を自分でやりましたが、私が購入した材木屋ではオイル塗装までお願いすることもできるので、DIY作業なしにそのまま使うこともできます。手間をかけたくない人はそれがいいかもしれません。

コストで言うと、IKEAのKARLBYを購入するよりも少し割高です。ただし、サイズ自体も自分で自由に決めて注文できるのでその部屋にあったサイズで注文できるのはメリットですね。既製品のほうが安いっちゃ安いのですが、折角なのでオリジナルの机を作ってみる(作るとか、そんな大それたことをしたわけじゃいけど・・・)のも、楽しいと思います。やっぱり愛着がわきますよね!

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