先日、と言ってももう半年も前。ふと思い立ってサッカー審判員4級の講習会を受けてきました。講習と簡単な試験もありましたが、基本落とす講習ではないので、無事に4級の資格を得てきました。今回はその報告まで。
サッカー審判員4級って?
JFAの「審判登録制度」ページに記載がありますが、サッカーの審判は1級から4級までの階層しかありません。級によって扱える大会(主催する団体)が変わってきます。1級はもちろん、JFAが取り仕切る大会ですね。4級は各都道府県サッカー協会傘下で、区市町村レベルの公式試合の審判をすることができるようです。(ただし、細かいところは各都道府県協会によって異なるかもしれません。各々の所属する協会のページでご確認ください。)
4級審判員の資格を取得するには
おそらく、各都道府県のサッカー協会で多少の違いはあるかと思うので、あくまで私が受けた時は、という前提で書いていきます。
4級審判員の資格を取得するには、講習に参加する必要があります。講習の日程はJFA KICK OFFというページから申し込みをすることになります。このページにログインするためにはJFA IDが必要になるので、まずはそこからですね。
KICK OFF にログインができたら、左メニューの「審判」から新規講習会を検索し、都合がいい日程があれば申し込みます。日程はいくつか候補がありますが、利便性のよい会場は限られるし、比較的早く定員に達するので早めに申し込んでおいたほうがよいです。
講習は座学+実技+確認テストが基本
ここは各団体で違うかもしれませんので、自分が受けた回はそうだったという前提で書きます。
講習自体は10時〜16時半のほぼ丸1日ですね。途中お昼休憩を挟みます。基本は事前に配られるルールブックをベースとした講義です。サッカーのルールに関してはある程度自分も知識があると思ってますが、改めて確認することも多くて楽しめますね。最近はJリーグでも「ジャッジリプレイ」という動画コンテンツが人気を博しているし、VARも話題に上がることが多いので、サッカーのルールのおさらいという意味でもこの講習を受けるといいかもしれません。
座学の後は、ちょっとドキドキしていた確認テストです。基本はこれまでの講義で説明されたところが設問として出てきますが、中には聞いてないよーっていう設問もあった気がします。が、ここもある程度サッカーを知っていればなんら問題ありません。この試験で落とすことはあるのかな?あまりに間違いが多いとあるかもしれませんが、基本、落とす試験ではないようです。
そして、最後に少し実技も行いました。自分が受けたのは副審のフラッグ上げ方など、状況に応じた(特にオフサイド)実技を行いました。ま、これは実技試験というわけではなく、実際に体を動かしながらの講習、レクリエーションに近いです。最後に少し体を動かしましょうという感じで気楽にできますよ。
ワッペンは遅れて届きます
自分の好きなことだと時間が経つのも早いようで、あっという間に講習会も終わった気がします。結果は当然合格で、数時間後にはメールで改めて合格の連絡も来ていました。
また、ワッペンなどの備品は少し遅れて郵送で届きます。同梱されているのは「Respectワッペン」「レフェリーノート」です。笛やカード類は自分で用意します。これで晴れて、地域の大会に主審や副審としてデビューできます。
ただ、資格は単なる資格で、取るだけなら誰でも取れます。一番大事なのは経験だと思いますので、どんな小さな試合でも審判として立ち振る舞って見るのがいいかもしれません。もし、サッカーに興味があるなら、一度受けてみると面白いですよ。
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