決行を決めて、登場するフライトも確定させたので「修行」も残すは実際に搭乗するだけです。今回からは、搭乗時の話や空港、ホテルなどの話をメインに進めます。最後まで見てもらえると嬉しいです。
前回の記事はこちらです。
搭乗の前に・・・
実際に搭乗する前に、私が修行を始めた9月はどんな季節か皆さんぱっとイメージが思い浮かびますか?まだまだ夏も終わっておらず暑い時期ですが、少しづつ秋が近づいてくるのを感じられる季節ですよね。食欲の秋、スポーツの秋、いろんな秋がありますが、恐らく修行僧にとってはこんな秋なんじゃないでしょうか。
そう、台風の秋です。
飛行機に限りませんが、運航はどうしても天候に左右されやすいです。安全性を考えれば当然のことですよね。特に台風は飛行機には天敵のような気候現象で、上陸すればフライトに影響を与えることは必須です。
特に今回の行先である那覇は、この時期台風の通り道になることが多い地でもあります。9月はそんなリスクを抱えてのフライト予約になりますので、これから「修行」を始める方はご注意ください。1つの行程でも欠航になるといろんな影響が出ますし、リスケするにしても別の日程を押さえる必要があり、忙しい方は特に調整が大変です。
なんでこんなことを書くかと言えば、私もご多分に漏れず、台風の影響で計画が少し変更になったんです。詳しく言えば、9月に入って2週連続週末に台風が沖縄周辺に襲来するという、なんとまぁタイミングの悪い状況となり、2度スケジュール変更をする羽目になりました。
というわけで、修行開始は予定より2週間遅れ、9/20~22日に予定していた羽田那覇2往復(2泊)となりました。
修行とは言っても・・・
前の記事でも書いたのですが、個人によって修行のペースは様々です。早朝から1日に何度も搭乗する方もいますし、旅行も兼ねて余裕を持たせたスケジュールにする方もいます。私はその中間くらいで、基本は行った先で宿泊するのを基本としました。
そちらを踏まえて、初回の修行はこんな日程です。
9/21 那覇(OKA)- 羽田(HND)
9/21 羽田(HND)- 那覇(OKA)
9/22 那覇(OKA)- 羽田(HND)
3日間で羽田那覇を2往復する行程です。那覇で2泊しました。この程度のスケジュールなら、かなり余裕を持って行動できます。
ANA プレミアムチェックイン
今回の修行は全てプレミアムクラスの利用となるので、なんと「ANAプレミアムチェックイン」や「ANAラウンジ」が利用できます。いずれも、初めての利用になるんです。過去、出張でよく札幌や熊本、松山などに1~2回/月のペースで行ってたことはあるのですが、その頃はマイルや修行などに興味なく、ただただ搭乗してました。あの頃、ちゃんと意識してれば多分自腹切らずに解脱できていたかも・・・。
プレミアムチェックインへの入り口は、羽田の第2ターミナルだと2か所あります。いずれも、わかりやすいのですぐに見つかるはずです。中には専用の有人チェックインカウンターと自動チェックイン機も3台ありました。また、専用の保安検査場があります。
自分の場合、預ける荷物もないですし、既にオンラインチェックインをしていたのでカウンターには寄らず、そのまま専用の保安検査へ。一般レーンもそんなに混んでなかったので、こちらでも待つこともなく通過。ハイシーズンで混んでる時期だとこの優先レーンはありがたいかもしれないですね。
ANAラウンジ
クレジットカードラウンジには何度か入ったことがあるものの航空会社のラウンジは入ったことがなかったので、ここが空港で一番楽しみだったかもしれません。国内線なのでドリンク程度ということは把握していましたが、とは言え、ゆったりと搭乗まで時間を潰せそうです。
では、さっそく入りましょう。ANAのラウンジは2つありますが、今回は「ANAラウンジ」になります。「ANAスイートラウンジ」は、ダイヤモンド会員が入れるラウンジなので、今のところ私に縁はありません・・・。
中に入り、エスカレータで上に上がって、入り口で搭乗QRコードをかざして入ってみると・・・
おぉ、いいですね。写真では見たことあるけれど、広くてそれほど混雑もしておらず、搭乗開始までまだ1時間以上あったのでゆっくりできそうです。窓際はどこでも人気があるようで空いておらず、どこでもいいやと思いながらも端から端までふらふら歩いてから、あまり人がいなさそうなところに着席。
ドリンクはソフトドリンクから、コーヒー、それから好きな人にはたまらないであろう酒類まで、搭乗までの待ち時間で利用するには十分すぎるくらいです。特に、好きな人ならビールが飲み放題というのはたまらない特典なんじゃないでしょうか。私はそれほど飲まない人なんで、今回もオレンジジュースとカフェラテです。
食事は国内線の「ANAラウンジ」では提供されません。写真にある個袋のおつまみは置いてありますので、軽くぼりぼりと食べる程度です。持ち込み可能なので、外でお弁当などを買ってきてラウンジで食べるのもいいですね。
優先搭乗
ラウンジでゆっくりしていたらいつの間にか搭乗30分前になりました。初修行だし、早めに動いておこうと思ったので、少し早いかなとも思いつつ搭乗口へ。今回プレミアムクラスですし、優先搭乗ができますので、それも体験しておきたかったのもあります。
2022年9月時点で、ANAのフライトに登場する場合、ステータスや座席に位置によって搭乗の順番が分けられています。基本、以下のようなグループ分けになっているようです。
Group1:「ダイヤモンドサービス」メンバー
Group2:「プラチナサービス」メンバー、スーパーフライヤーズ会員、「スター アライアンス・ゴールド」メンバー、プレミアムクラス利用者
Group3:窓側席
Group4:中央席
Group5:通路席
事前改札サービスはもう言わずもがなですね。常に優先すべき方々です。その後は、ステータス会員やプレミアムクラス利用者が先に搭乗し、機内で混雑しないように窓側の方から搭乗するという流れですね。
私は今回プレミアムクラスを購入しているので、少し早めに搭乗できることになります。ほんの少し早く入ったところで大したメリットがあるわけじゃないですが、あまり並ばずに入れるというのは気分的には楽です。
また、以前は優先搭乗してる人を見送りながら「どんだけ飛行機に乗れば先に搭乗できるんだ?いいなぁ」と無邪気に思ってましたが、いざ先に入ると楽だという思いもありつつ、なんか申し訳ないとも思ってしまうのはどうしたもんですかねw それでも、多少多めにお金払ってるしいいでしょ、とも思いながら搭乗しました。
プレミアムクラス
座席については事前に予約していましたが「3A」という窓際の座席でした。これまでで一番前に座ったんじゃなかろうか。いや、昔サンフランシスコ1人旅に行ったときにビジネスクラスに変更されたんですが、その時のほうが前だったかも?
プレミアムクラスのシートについては、以下ANAのページを参照してみてください。
今回はB777-300に搭乗したので2つ目に記載のシートでした。今回の修行で10回プレミアムクラスに搭乗しましたが、このシートが一番多かったですね。
見た目悪くてすみませんw 実際に座った感じでは、このくらい余裕があります。自分は175cmはありますので、それでも足を伸ばしてゆったり座ることができました。また、使い捨てのスリッパも常備してありますので、履き替えるとだいぶ楽ですね。
そして、プレミアムクラスだと座席に着いた後、CAさんがわざわざ挨拶に来てくれます。乗り慣れていないので、いきなり挨拶に来られておどおどしていたと思いますが、ありがたいですね。何か必要なものはありませんか?とのことで、お水をいただきました。
機内食
今回の初めての修行で、ラウンジと同じくらい楽しみにしていたのが、機内食です。そう、国内線ではありますが、プレミアムクラスに登場すると機内食が出るんです。
今回のフライトは「軽食」の時間になりますので、だいぶ軽い食事でありますが、見た目もよく美味しそうです。もちろん、飲み物も提供されますので、たまにはと思いスパークリングワインをお願いしました。
それほどお腹も空いていない中途半端な時間でしたし、このくらいで十分ですね。豚の胡麻風味とフライドオニオン、卵とマカロニのサンドイッチ、鶏肉の柚子味噌風味豆腐とクリームチーズのムーズ、チキンコロネーションサラダのオープンサンド、らしいです。
ワインの追加もできましたが、自分はあまり飲みなれない酒でもういっぱいいっぱいになり、その後はお茶をもらいました。
あっという間の那覇
羽田から那覇まではおよそ3時間のフライトになるので、離陸して機内食をいただき、落ち着いたころには行程も半分過ぎて、1時間ちょいで着陸というような感じ。最近の機体は基本wifi環境が整っているので、暇な時間はスマホで時間潰せばいいと思っていたのですが、ここで1つ苦言です。
フライト前の空港も含め、基本全く不満もなく過ごしていたけれど、機内wifiだけはちょっと不満でした。なにせ、インターネットに全くつながらなかった。空いた時間の半分くらい、繋がらないなぁと思いながらスマホ画面を眺めていた気がする。途中、諦めて機内wifiで観られる動画なんかを観たりはしていたけれど、インターネットには結局繋がらなった。全く繋がらなかったのかはわからないけど、近くの人も繋がらないみたいでCAさんに尋ねたりしてたみたいですね。
そうこうしているうちに、もう沖縄本島が見えてきて、記念すべき修行1フライト目は無事那覇に着陸しました。この日は1フライトで終了、このまま那覇に宿泊します。
これを残り9フライトするわけなんだけど、思ったよりも楽しく、修行という感じではないなというのが初修行の印象でした。ま、プレミアムクラスだったからかもしれません。
さて、少し長くなりましたので、ここで切ります。初日の那覇宿泊から翌日以降は次の記事とさせてください。
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