コロナウィルスの影響でなかなか旅行はしづらい状況ですが、鎌倉に日帰りで行ってきました。ちょっと前から行こうと計画していたのです。
鎌倉には10年ほど足を運んでいませんでした。以前はどこに行ったのか、銭洗弁天や長谷あたりに行ったことは覚えているのですが、今となってはあまり覚えていません。なので、今回のルートは報国寺をスタートに鎌倉駅を通過しつつ、銭洗弁天から大仏、長谷方面まで、だいたいその程度で1日が終わるだろうなという計算。本当は北鎌倉方面やいくつかの鎌倉古戦場なども回りたかったのですが、時間と諸々の都合でまた後日・・・。
報国寺
報国寺は竹林で有名ですよね。今回もご多分に漏れず、竹林が見たくて足を運びました。この日は天気もよかったので、竹林の隙間から差してくる日光がよかったですね。そんなに広くはないのですが、こじんまりとした趣のある空間は好みです。
中でも一番よいと思ったのは、実は竹林ではなくて苔でした。
地味ですが、苔の緑と石地蔵がなんだかよくマッチしているなぁと感じたのですよね。こういう場での苔は、なんか深みや歴史を感じますね。なので、ぜひ竹を見る目を下に少し下げて、足元にも注目してみてください。
せっかくなので抹茶もいただきました。竹林を見ながらいただけるので、ここもおすすめです。自分が行ったときは多分空いてたので、あまり待ちはしませんでしたが週末なんかはどうなのかな・・・。
杉本寺
次は報国寺にも程近い杉本寺です。ここは自分もあまり知識がなかったのですが、鎌倉最古の寺として有名だそうです。でも、やっぱり一番は「苔の階段」ですね。もちろん、この階段は登れません。下と上から見るだけですが、ここもいいですね。今回の鎌倉で始めに印象に残ったのは、やはり「苔」でした。
鶴岡八幡宮
杉本寺からは鎌倉駅方面に少し歩いて、鶴岡八幡宮へ。天気もよかったから汗ばむくらいでした。八幡宮はやっぱり人が多いですね。今回の旅は比較的空いていたと思いますが、八幡宮と小町通りはそれでも人が多かった気がします。
今回の小旅行の目的はお参りして御朱印をもらうことも目的の1つでした。いつも使っているご朱印帳が先ほどの杉本寺で終わってしまったので、ここで新しいご朱印帳を買うことに。なくなった日にお参りした寺社で買うというのがなんとなく自分のルールになっています。
それとおみくじもひきました。が、なんと「大凶」笑 「大凶」なんて初めて引いた。若干気持ちも引きました笑 まぁ、今年いくつもおみくじを引いてますが、レアなものを引くことが多いなぁと。
そして、重ね重ね大銀杏が数年前に倒壊したのが残念ですね。倒れた幹は場所を変えて鎮座しており、後継となる若木もありましたが、ほんと残念です。
OXYMORON komachi
10時半頃に鎌倉に着いて、ここまで参拝したらもうお昼の時間になってました。予定どおりですが、お腹すいた。食べたいものはなんとなく決めていたので、こちらも予定どおり「OXYMORON komachi」さんへ。
既に6組が並んでいたので、20分くらいは待ったかもしれない。ま、外で待つのも気持ちよい気候だったので、そこは苦でもなかったかな。お腹は空いたけど笑
鎌倉大仏殿高徳院
ランチの後に徒歩、バスで何箇所か寄り道をし、大仏についたのは15時過ぎくらい。ここに来るまでに寄り道先から歩いたけれど、家々と景色は嫌いじゃないな。いい家が多かったってのもあるし、何より山が近いというのが個人的にぐっとくる。鎌倉は海が近いけれど、山にも近いというのがいいよね。
大仏は以前来た時と変わりなく、お久しぶりですという感じ。御朱印への記帳が15時半までで、ぎりぎり間に合いました。今回は大仏の胎内には入らず。時間もだいぶなくなってきたのでね。陽も傾き、雲も多くなってきたので、若干気温も下がって来た気がします。昼間は暑いくらいだったのに。
長谷寺
長谷寺は今回のルートの最終点として想定していた場所。長谷寺は17時までだったからなんとか間に合った。ただし、御朱印は書き置きのみなのでちょっとがっかり。基本は書いてもらうものをもらうようにしているんだけど、今回は書き置きをもらった。
長谷寺は幾つか見るべきところがあり、1つは見晴台。ここから海が見えることはわかってた。時間があれば海沿いにも行こうとは思っていたけど、案の定時間は足りず、今回の小旅行で海に接したのはこの見晴台だけだった。
由比ヶ浜や逗子がよく見えた。しかし、iPhoneのカメラではなかなか海や山など、風景のダイナミックさは出ないね。肉眼ではもっと海が開けて見えるんだけど、写真だとなかなか厳しい。今度どこかにいく時は、眠っているミラーレス一眼を出そうかな。
今回印象に残ったもう1つは弁天窟。前回はここに入った記憶がない。長谷駅から長谷寺までのルートや景色は記憶にあったものの、長谷寺の中はあんまり覚えてなかったかな。なので、新鮮に弁天窟を見て回れた。大半のルートが屈んで歩かないと進めなかったけれど。
しかし、こういった洞窟ってのはなんともわくわくするね。日本人の自分でもそうだったから、近くにいた欧米の人たちはもっとだったろうな。
CHABAKKA TEA PARKS
さて、だいぶ陽も傾いてきたので、そろそろ1日も終了。鎌倉を1日で全て回ることは不可能で、本当は北鎌倉方面、建長寺などにも行きたかったけれど、さすがに難しいね。
少し休憩してから帰ろうと思い、特に当てもなく店内でゆっくりできるカフェを探索。目についた「CHABAKKA TEA PARKS」に入ることに。残念ながら写真を撮ることを忘れていたけれど、緑茶から烏龍茶、ほうじ茶、紅茶など、いろんなお茶がありましたよ。店内は広くないですが、少し休憩するにはちょうどいいかもね。
他、いただいた御朱印など
今回いただいた御朱印は以下のとおり。
また、ルートはこんな感じでした。
10:30 鎌倉駅 → (バス) → 報国寺 → (徒歩) → 杉本寺 → (徒歩) → 鶴岡八幡宮 → 小町通り・OXYMORON komachi → ちょっと寄り道(徒歩&バス) → (徒歩) → 鎌倉大仏殿高徳院 → (徒歩) → 長谷寺・長谷駅 → (江ノ電) → 鎌倉駅 → (徒歩) → CHABAKKA TEA PARKS → (徒歩) → 18:00 鎌倉駅
これでだいたい8時間弱。長いようで短い、いや、短いな。まだまだ回りたいところはたくさんあったし、もう少し時間が欲しかった気がする。久々だったので有名なところばかりだったけれど、次回あればもう少し細かいところも回りたいかな。そうそう、銭洗弁天は都合で行けませんでした笑
歴史好きな自分としては、鎌倉は地名を見ただけでも楽しかったりする。例えば鎌倉駅のバス停で大塔宮という行き先をみれば、後醍醐帝の息子である護良親王のこと、関連して足利直義を思い起こししたり、和田塚という地名で和田義盛の和田合戦が想起されたりと、どこを歩いても何かを思い起こさざるを得ない笑 もちろん、八幡宮の大銀杏は実朝と公暁にも思いを馳せたしね。歴男、歴女にとっては鎌倉はとてもよい街です。
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