台北_2018.08旅・散歩のコト

台北旅行記(2018.08)2日目

旅・散歩のコト
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台北での初めての朝。昨夜は前日の体調不良の疲れもあり、意外とぐっすりと寝れた気がする。が、途中少し寒かった。

というのも、今回家族4人での旅行なわけですが、ベッドはダブルベッドが2つ。要は2人1組で1つのベッドに寝ないとダメだったのです。自分は体が一番でかいので、一番小さい二男と寝たわけだけれど、二男に掛布団を持っていかれて夜中寒くて何度か起きた。まぁ、多少程度なので、問題はないんだけどね。もっと窮屈かと思っていたけれど、それほどでもなく快適でした。

さて、この日は午前中の予定を全く決めてませんでした。なので、起床から朝ごはんを食べた後、9時まで1時間くらいはどこで何をするのか決めなくてはならなかった。まず候補に上がったのは台湾総統府。言わずと知れた旧台湾総督府だけど、よくよく調べたら日曜は見学できないことが判明。昨日だったら全館開放日だったようで、こういうところで運がない・・・。うーん、どうしようと思っていたら、ふと、朝市があるんじゃないかと閃いた。サンフランシスコでもダナンでも午前中早い時間はふらっと寄っていたし、台北でもそうしようと決定。一番近い、雙連朝市に向かうため、MRTで雙連駅に。

MRTはとても快適です。さほど混雑もしていないし、東京メトロなんかよりずっと綺麗で乗り心地はよい。駅と駅もさほど遠く離れていないので、2駅くらいならすぐでした。

雙連朝市

雙連朝市は雙連駅について、地上に出たら目の前にあります。朝っぱらからこのカオスっぷりがすごい。何かいいものがあれば軽くつまんでいこうと思いながら市を歩いていたけれど、決して観光客向けじゃない品揃えでもあったし、何より臭いが独特でうちの息子どもがダメそうでした。自分も臭いには敏感なほうだけど、ここはまぁ大丈夫。果物がたくさんあったので、朝から果物を取りたい人はいいかもしれないですね。

さて、朝市を一通り見てまわり、10時前後。それでもまだランチまでは時間がある。ランチは東門駅なので、その中間にある、やはり台北駅のあたりからふらふらと散策することに。

国立台湾博物館と二二八和平公園

さっきは台北駅の北に向かったので、今度は南へ。Google Mapsを見ると、台北駅の南側に大きな公園が見えた。博物館もあるようなので、まずはそこに向かってみることにしました。

公園に入るとまず大きな洋風の建物が見えてきました。これ、「国立台湾博物館」です。この日の展示は「小心!象出没!」との垂れ幕から、マンモスやらなんやら、象類の歴史みたいなものなのかなと推測。ちょっと入ってみたい衝動に駆られたんだけど、けっこう中途半端な時間だったので、明日また来てみようと思いスルー。(しかし、この判断は失敗だった。詳細は明日。)

博物館の裏にまわると、広々とした公園が広がってました。建物もそれとなく台湾っぽい。いや、しかし、この公園にいた時が一番暑かったかもしれない。とにかく、暑い・・・。建造物の裏手に噴水があって、その周りにいたら少し涼しい感じはしたけれど、それでも暑い。子供の休みの関係で仕方ないんだけど、台湾は秋か冬に来るべきと、この公園で強く思いました。さて、時間もいい時間になってきたので、日本人観光客に有名なあるお店にこれから向かいます。

鼎泰豐(ディンタイフォン)

日本にもある店だけれど、まぁ、定番に行くのもいいでしょうってことで本店へ。いやぁ、9割日本人(笑)ファストパス的なものを購入して行ったけれど、それでも30分待ちでした。

入店後は、元々定番のコースを注文していたので、続々と出るわ出るわ、小籠包やら蒸し餃子やら、いやぁ、混んでるのもあるんだけど店員さん容赦ない。空いた皿は即座になくなり、次の皿がやってくる。そこそこ品数も多かったし、息子どもは大人ほど食べないから、自分と相方でそれぞれ1.5人分くらい食べたかな・・・。さすがにお腹いっぱいで、最後のほうは少し残したくらい・・・。味は、さすがに日本人がたくさん来るだけあって、日本人はとても合う味だと思います。

故宮博物院

昼食後はMRTに乗って士林へ。どこへ行くかと言うと、ここも定番の「国立故宮博物院」へ。士林駅からバスとのことなので、路線を間違えないように確認して乗車。台北では、MRTやバス、タクシー(Uberも含めて)など、移動手段はけっこう使いこなしていた気がします。

歴史的には貴重な品が多数ある「国立故宮博物院」。自分もそんなに詳しくはないけれど、確か国共内戦の末に国民等が台湾に逃れる際に、国宝を幾つも運び込んだとかなんとか。展示については日本語表記はほとんどないので、英語の解説を見ながら見学。体調もまだ芳しくなかったので、途中休みながらだけど1時間くらいでだいたい回れます。

さて、ここから士林駅まで戻るのですが、帰りはバスじゃなくて他の移動手段を試してみました。台湾に来る前、勤務先の知り合いから台湾ではUberは使えないと聞いていたのですが、普通に使える情報もあるし、使えない情報も散見していたので実際どっちなんだろうと思っていました。結論から言うと、Uber利用できるようです。なので、士林駅まではUberを使ってみました。バスよりはコストはかかるものの、台湾でよく見る黄色いタクシーよりは安そうです。何より、スマホで場所を指定するので、細かい説明が必要ないのと、クレカで後清算ってのがいいね。

士林夜市

タクシーを使えばものの10分で士林駅。さて、せっかく士林に来たんだし、ここは夕飯も兼ねながら士林夜市に。ここでは、あまり写真を撮れなかった。というのも、今日の朝市でも書いたように、うちの子供らが市場の独特な匂いと暑さに参ってしまっていて、ちょっと写真を撮る余裕がなかった。人が多かったことも一因としてあるんだろうけど、子供にとっては夏に夜市を歩き回るのは厳しいのかも。もう少し涼しければ違ったのかもしれない。

歩きながら、こんなのばっかり飲んでた。子供たちもかき氷だのアイスだの、そんなのばかり。さて、そんな事情もあり、ここで夕飯を取ることは諦めた。確かに、散策しながら何かつまんで食事の代わりにするのは厳しいと判断して、一度台北駅に戻ることに。

士林の疲れと、これまで(自分はそうでもないんだけど)若干馴染みのない食べ物を子供らも食べていたこともあるので、今回の夕食はちょっと台湾とは関係のない、オーソドックスな食べ物にしようと思い台北駅周辺のカフェに。いや、これも失敗だった。なにせ、店内なのに暑い。子供らはピザだのパスタだのを食べたけれど、味はそこそこ。でも、暑い。これはちょっと休憩にならないと思ったので、手早く済ませて今日はもうホテルに戻ることにしました。

台北2日目はそんな感じで、特に予定も多くしていなかったから、全て行き当たりばったりの工程でした。まぁ、今日はMRT、バス、タクシーと、台北の複数の交通手段を使ってみて、なんとなく移動の感覚は把握できたから個人的にはよしとしました。

さて、明日は総統府、九份、十分と、メジャーなところを回ります。また後ほど。

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