先日、DellさんからノートPCをお借りすることができたので、今回はそのレビュー記事です。WindowsのノートPCは久しぶりなので、使用感を含めて気になるところをいろいろと書いていきます。
デル アンバサダープログラム
今回PCをお借りできたのは「デル アンバサダープログラム」に登録をしていて、数か月前にモニター申込に応募をしていたのですが、そちらが当選したためです。プログラムへの登録自体はかなり前にしていて、メールなどで定期的にモニターの案内が届いていました。気になるPCがあれば何度か応募をしていたのですが、今回初めてPCをお借りすることができました。
それまではずっと落選していたし、そもそも応募していたことも忘れていたので、当選メールが来たときは何かと思いました。
お借りしたのは「XPS 15 (7590)」
お借りしたのは「XPS 15 (7590)」です。
Dellの公式ページに記載されているスペックは以下のとおりです。
※Dell公式ページからキャプチャ
用途としてはこのブログの編集や動画閲覧、また、ゲームなどもプレイしてみたかったので、こちらをお借りしました。持ち出しをするつもりもなかったので、13インチより大きいもので、でも、17インチは大きすぎるし、間を取って15インチがちょうどいいかなという判断です。
スペックを見ると、今の最新パーツからすると物足りなく思えるかもしれませんね。CPUも今は第12世代CPUが主流ですけど、今回お借りした「XPS 15 (7590)」は第9世代のCPUですし、ゲームや動画編集などで大事なグラフィックボードも「NVIDIA® GeForce® GTX 1650 4GB GDDR5」で、こちらもまだ現役ではありますが、最新のものではありません。
ただ、だからと言ってダメというわけではなく、動画の閲覧などは全く問題ありませんし、動画編集なども卒なくこなせるPCです。PCゲームも今主流のゲームであればストレスなく遊べるはずです。最新スペックを求める人には物足りないかもしれませんが、大抵の人には問題ないスペックです。
実機を見ていきます
では、実際にお借りしたPC本体を見ていきます。
まず、開封してからの外観です。
最初の印象は、意外と大きいな、でした。ノートPCは Mac Book Pro の13インチを使っているので、それとの比較で相対的に大きいなと感じましたね。ただ、スペックを考えるとこのサイズは納得です。外観はアルミボディで、質感は高級感があっていいですね。なんと1つのアルミブロックから作られているそうで、繋ぎ合わせて作られるものより堅牢な作りになっているそうです。見た目も、堅牢性も、文句ないですね。
開くと、中は黒でまとまっている感じ。ディスプレイもすごく大きく感じます。ベゼルも薄そうだし、電源を入れてみるとまた印象は変わるかな。逆にキーボードは少し小さく感じますね、全体サイズは他のPCともちろん同じです。
あと、気になったのはキーボードの周囲、パームレスト部分など。質感が少しWetというか、さらっとしていません。特殊なカーボンファイバーらしいですね。固くてつるっとした素材よりは長時間使っても疲れにくいかもしれません。ですが、自分は少し違和感がありました。ゴムっぽいというか、ま、これは個人の好み次第で印象は変わると思います。
4Kディスプレイが美しい
今回のPCで最もいいなと思ったのはディスプレイです。4K(解像度 3840 x 2160)対応のIPSモニターなので鮮やか、かつ、ベゼルが薄いので映像がより綺麗に見えますね。
ただ、4KについてはこのPCに限らず少し難点もあります。ノートPCの場合は特に、、、かな。何かと言えば、ブラウザ閲覧などの際に文字がかなり小さくなります。全体的に100%サイズだとちょっと使えないですね。200%程度に拡大することをお勧めします。(それでも、映像は綺麗なままなのでご安心を。)
肝心のパフォーマンス
では、どの程度快適に使えるのか、そもそものパフォーマンスを見ていきます。使用感みたいなものは個人の好みにも左右されるので、客観的に数字で評価ができるベンチマークソフト、しかも、わかりやすいようにFinal Fantsy XIVのベンチマークを回していきます。
先ほども書きましたが改めて見てください、この美しい映像。映像の美麗さはほんと際立ってます。
で、ベンチマークの結果ですがフルHD 1920 x 1080 のフルスクリーンモードで計測しました。結果としては8171という数値で、快適にプレイできるとの結果が出ています。ディスプレイのリフレッシュレートは60Hzでした。現時点で最も遊ばれているMMORPGを快適に遊べるということは、大抵のゲームも快適に遊べると思って間違いないです。
他にも、流行っているFPSゲーム「Apex Legends」でも、推奨する動作環境はクリアしていますので、標準的な品質であればストレスなくプレイできると思います。
あえて言えば
ここからは、個人的にあえて言わせてもらえればというところを書いておきます。
一番は、キーボードです。ここはかなり個人の好みに左右される部分だとは思いますが、私はあまり好きではなかったですね。一番気になるのはキーの大きさと配置、それと、上述したように周辺の質感です。
エンターキーがまず小さい・・・。ノートPCの場合、配置や大きさが特殊になるケースが多いのですが、今回は右側が窮屈になっている印象です。
また、先にも書いたとおり、パームレスト周辺の質感(Wetというか、マットというか)が個人的には少し違和感ありました。PCの性能や見た目の話じゃなくて恐縮ですが、これはほんと個人の好みですね。
自分の用途を考えて選択を
こちらのPCは外に持ち出して使うようなノートPCではなく、家の中でハイスペックなPCをしっかり使いたいというような用途で使うPCです。重量も、よりコンパクトなノートPCよりはありますので、デスクに居場所を構えてどっしりと使うことを想定したほうがいいですね。デスクトップを置くのは邪魔だし、シンプルに使いたいけどハイスペックが欲しいなら最適です。
何よりディスプレイが個人的には好みでした。やっぱり、綺麗な映像をストレスなく観たいし、ゲームもストレスなくプレイしたいですしね。
まとめです。
・ベゼル薄な4Kディスプレイの美麗さは秀逸
・映像やゲームなどストレスない利用か可能
・家の中でハイスペックPCをじっくり使いたい(けど、デスクトップ機は嫌な)人向け
・スペックは最新ではないけど問題なし
体的にスペックは最新ではありませんが、少なくともゲームや動画閲覧などをかなりしている私の用途でもストレスなく利用ができるPCでした。
私個人で言うと、最近Windows機は自作で作ってしまっているのですが、その前はBTOでPCを注文していました。DellのXPSシリーズも以前に購入したこともあります。PCの購入は高額ですし、信頼感がないとなかなかそのメーカーに注文することをためらいがちにはなりますが、Dellについては実績もあり、安心ですね。しかも最近は見た目も美しいです。
デルの公式HPには今回私がレビューしたPCよりも、更に最新のPCが販売されていますので、PC購入の際には選択肢の1つとして考えてみてはいかがでしょうか。おすすめです。
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