ダナン_2017.06旅・散歩のコト

ダナン旅行記(2017.06) その6

旅・散歩のコト
もちろん、ランタンはたくさん売ってます!
この記事は約6分で読めます。

さて、このぐだぐだ旅行記も今回で6回目。今回は旅のメインでもあったホイアンのランタン祭りを中心に書きます。このために、この日程にしたのですよ。

今回のランタン祭りについては、おそらく混雑するだろうという予想もしていたし、混雑の中で帰りの交通手段が見つかるか(タクシー捕まえられるか)不安だったので、ここはあらかじめ現地ツアー会社に送迎含めてお願いをしていました。滞在先のホテルにも、定期的にホイアンへのシャトルバスが運行していたけれど、1日午前と午後の2往復のみで、夜は19時には戻らねばならないスケジュールだったのもあり、さすがにもう少し遅くまでいたかったので。

先の記事に書いたとおり、この日の昼間はあまり予定を入れずにホテルでまったりしつつ、ちょっとダナン市街にも行ったりして、夜のイベントのために準備は万端。ただ、1つ心配だったのが天気。前日も夕方から雷雨だったけれど、この日の予報も雷雨。ホイアンへの出発時間が迫るに連れて空模様はだんだん怪しくなり、結局出発前に予報通り雨。この旅では、毎日夕方には降られましたね。しかも、全て雷雨という(笑)

そんな雷雨の中、16時半に滞在先のホテルまで迎えに来てくれることになってました。前日のミーソン遺跡の時は1人だったので、もしかして今回も1人か、いてももう1組くらいかなと思ってましたが、迎えのガイドが来て、送迎用のマイクロバスに案内されて驚いた。なんと、自分以外に11人、自分入れて総勢12名の大所帯。そこにガイド1名とガイドの妹さんがなぜかいて、14名。ミーソンの1人も困ったけど、12名もなんだかなぁと思いながら、一番後部の席に。

ちなみに、他の方々は家族旅行の方たちと、職場旅行?の団体さん。年齢も家族旅行の娘は30代から同年代くらいに見えたけど、あとは初老の方たち中心でした。なので、自分はガイドの妹さん(20代かな)と雑談(笑)

ホイアンへは滞在先から20分くらいで着きますが、この日はさすがに渋滞していて、少し時間がかかったかも。また、混雑で中心部へ車が乗り入れられないので、少し離れたところで下車し、そこから徒歩でホイアン市街へ。

さすがにツアーだからか、旧市街に乗り込む前に見せたいところがあるとガイドが言い出し、連れて来られたのは養蚕工場。ホイアンは前に書いたとおり、テイラーが多い街で、その理由は養蚕業が盛んだったから。そもそも、ツアーのスケジュールには載ってなかったけれど、絹糸の製作工程を見せられ、最後はまぁ、お土産買いませんか?の王道。おば様方は熱心にお土産を見ていたけれど、自分は雨上がりの中庭でブラブラと時間を潰していました。

そして、ようやくホイアン旧市街へ。路地裏を通り抜け、メインストリートに出た途端、そうでなくても大きな目がもっと大きくなったと思う(笑)

まだ空は明るさが残っているけれど、このワクワク感。

奥に進むに連れてランタンは多くなってきた。

まだ明るいけど、それでもテンションは上がる。通りに飾られているランタンと、少し古い建物のカフェなどがいい雰囲気を醸し出している。通りには人が溢れているし、日本の祭りと同様にどうでもいいものを売りつける人々もたくさん。

さて、まだ明るいけど、時間はすでに18時前後。ここで、いったん食事と相成りました。自分は1人だったんですが、お誘いいただいたので他のグループに混ざらせてもらいました。結局、12名全員で食べることに(笑)

とてもよい立地にある「SAKURA」というお店。日本人旅行者向けと言ってもいいところみたい。

この日は他に人もいたんで、あまり写真は取れなかった。なんでかって、取り分ける形式だったのでね。

食事をとってる最中、外はまた雨が降ってきてた。豪雨。でも、食事が終わる頃には雨は止んだ。なんて運のいい。雨が降ってたのは、ホテルからホイアンまでの移動中と、食事をしている時間のみ。外にいる時間は雨が降っていないという奇跡。

さて、食事後は各自フリーで散策の時間でした。自分は、そそくさと1人でその場を離れ、ホイアン旧市街をフラフラと。これが一番したかったことだったしね!

はじめにここを歩いた。ランタンの仄かな灯が美しい。

通り沿いには雰囲気のあるカフェも多いです。でも、今はお腹いっぱい。

川沿いは暗めだけど、それがいい!

人はそこそこ多かったけど、あまり気にならなかった。

もちろん、ランタンはたくさん売ってます!

川沿いから対岸を見るのが、自分は一番好きでした。

来遠橋を対岸から。

灯籠流しもやりました。何を願いながら流したかは、内緒ですよ。

食事をする前の、少しまだ明るさが残っている状態でもテンションは上がり気味だったけど、暗くなってからはもうベトナムに来て一番興奮していたかも。ランタンの灯だけで、他の光はほとんどないので淡い灯がとても美しかった。自分は、ランタンがたくさんある通り沿いもいいけれど、川沿いの暗さと、対岸に見える灯がとても印象的でした。1人で川沿いに座って、しばしいろんなことを考えながらまったりしてたけど、その時間は至福でした。

なんだか、100年くらい前、日本で言えば明治時代頃にタイムスリップしたようなそんな気になるくらい雰囲気はよかったです。ベトナムだからよかったのかもしれない。日本語があまり聞こえなかったからね、日本語が聞こえたら興ざめしていたかもしれないかな。

自分へのお土産にランタンでも買おうかなと思っていたんだけど、実物を見て諦めた。意外とでかいし、スーツケースに入らないと思ったので・・・。小さいサイズもあったけど、まぁ、いいやと。

自分はランタン祭りの日しか行ったことはないので、通常の夜はどんな雰囲気かはわからない。ランタン自体は多分毎日あるんだろうと思う(数はわからないけど。)。ただ、この日は街灯や建物内の灯を消してランタンの灯だけで雰囲気を楽しむ祭り。そのぼんやりとした灯がとてもよかった。

ダナンに滞在したら、ぜひ夜のホイアンに行くべきです。そこで、ゆっくりと時間と雰囲気を楽しんでください。時間を楽しむって表現が変かもしれないけれど、なんとなくその言い方が自分としてはしっくりくるのです。で、川沿いでもカフェでもどこでも、まったり時間を贅沢に使ってください。それが、ホイアンの楽しみ方だと、自分は思いました。

続く・・・

 

 

コメント